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講師プロフィール

齋藤 唯
札幌出身
6歳より上原四朗氏にチェロを学ぶ。
8歳の時、札幌チェロコンクールにて奨励賞受賞。
史上最年少記録
受賞後、チェロを休止、クラシックバレエに専念。
15歳で上海バレエ学校に留学。
在学中、中国各地の舞台公演など、多数出演。
卒業後帰国、新たにチェロを学び再開。
札幌の音楽大学チェロ専攻に入学。
在学中、ハイドンチェロ協奏曲やベートーベンチェロソナタなどを演奏、共に室内楽も学ぶ。2009年卒業。
その後、バンクーバー交響楽団名誉コンサートマスター長井明氏と共に、アンサンブルパシフィックノースメンバーとして、リスト・オーベルマンの谷等、他多数を共演。
現在は道内、外でソロ、室内楽、指導者としても活動する。
~~~~~~~自己紹介~~~~~~~
初めまして。
おなかに居る頃から母のチェロをずっと聞いていました。
そのせいかな?
何をするにも必ず音楽が頭にあったんです。
幼稚園の頃、父が買ってくれたクラシックバレエのLDを何度も何度もかけてとせがみ、ひたすら画面の前で踊っていたんですよ(笑
そのバレエを習った理由も、「音楽が好きだから。」
変わってますよね
音楽を聴いているときは空想の世界。
その曲のイメージを勝手に自分の中で物語にしちゃうんです。
それは自分でチェロを弾いていても一緒。
演奏者はみんなそう?
だからかな?
一人一人、同じ曲を弾いているのに、全く違う演奏になるんです。
面白いでしょ?
実は私、手が奇形で、右手の親指が曲がりません。
力もあまり入りません。
弓を持つ手は右手です。
だから音を作るのも右手。
だから最初のころ、弓をまともに持つこともできなくて。。
困っちゃうなぁ。な~んちゃって。
大学のころ、思い通りに弓が持てず、出したい音も出せなくて。
練習室で一人で勝手に泣いてた時期があったんですよ。
馬鹿でしょう?
でもいいんです。
本当は、親指全部が無かったかもしれなかったんだって。
でもちゃんとくっついています。
手首のない天才ヴァイオリニストの方が海外にいます。
手首に特殊な器具をつけて弓を持っています。
私は親指に力が入らないだけ。
実は幸せでした(笑
こ~んな私ですが
目標は、音楽で誰かを幸せにすること。
演奏のあと、幸せそうに笑顔で拍手をくれるお客さんがいます。
ありがとう。とても楽しかった。って。
でも
私も、一緒なんですよ。
ありがとう。
齋藤唯
アンサンブルパシフィックノース

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